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論文

放射線橋かけ

幕内 恵三

ポリマーダイジェスト, 51(2), p.30 - 47, 1999/02

最初に放射線橋かけの歴史を回顧し、ドールを先駆者に位置づけた。議論の多い、橋かけの場所については、NMRのデータを紹介し、ポリマー結晶部では起こりにくいことを解説した。ついで放射線橋かけの効率の求め方では、最近のSunやRojiakの方法を紹介した。さらに、放射線橋かけへ影響を及ぼす諸因子をあげ、照射条件では、線量率、雰囲気、温度の効果を論じた。ポリマーの性質では、ポリマーの化学構造、分子量、分子量分布、結晶化度の影響を述べた。実用上重要な橋かけの促進法については、促進剤の選択法とその作用機構とを紹介した。最後に、放射線ならではの橋かけとして、傾斜橋かけとポリマーブレンドの橋かけを解説した。

論文

Radiation vulcanization of natural rubber latex

幕内 恵三

Encyclopedia of Materials Science and Engineering, Suppl., Vol. 3, p.1945 - 1948, 1993/00

材料科学百科辞典のために天然ゴムラテックスの放射線加硫について解説した。プロセスの概要、ラテックスの選定、促進剤、加硫メカニズム、硫黄加硫との比較、応用等について述べた。

論文

Progress in radiation vulcanization of natural rubber latex

幕内 恵三

Proc. of the 5th China-Japan Bilateral Symposium on Radiation Chemistry, p.146 - 154, 1993/00

天然ゴムラテックスの放射線加硫に関する最近の進展を、促進剤の開発、天然ゴムラテックスの製法、老化防止剤の選定、放射線加硫ラテックス製品の4点に絞ってまとめた。促進剤では、アクリル酸n-ブチルが、安価で高い促進効果をもち、最終製品中に残らないため、最適の促進剤であることを解説した。ラテックスの製造では、放射線加硫に適したスリランカ式製造方法を紹介した。老化防止剤の選定では、放射線加硫ゴムの老化機構を論じ、天然老防の流出抑制法としてのアルコール処理法を解説した。放射線加硫製品の安全性に関しては、従来の硫黄法で使用するカルバミン酸塩に発がん性と細胞毒性の問題があることを指摘し、放射線法の安全性を強調した。

論文

放射線でゲルをつくる

幕内 恵三

表面, 28(9), p.696 - 707, 1990/09

ゲルとは3次元網目構造ポリマーのことであり、放射線でゲルをつくるというのは、放射線でポリマーの橋かけを行うことである。本解説では、放射線橋かけの紹介を目的とし、放射線の線源、ポリマーの照射効果、放射線橋かけ反応について説明した後、放射線橋かけ反応に対する照射条件及びポリマーの性質の影響に関する研究例を紹介した。さらに、橋かけ促進剤の効果、放射線橋かけの応用例を解説した。また、放射線橋かけの新しい分野として、ハイドロゲルと天然ゴムラテックスの放射線加硫に関する研究の現状を紹介した。

報告書

Proceedings of the International Symposium on Radiation Vulcanization of Natural Rubber Latex

町 末男

JAERI-M 89-228, 412 Pages, 1990/01

JAERI-M-89-228.pdf:9.7MB

平成元年7月に開催された標記シンポジウムで発表された論文をまとめた。主催者及び来賓祝辞、成果総括も掲載されている。主な内容は次のとおりである。1)放射線科硫天然ゴムラテックス(RVNRL)は、柔らかで透明性にすぐれており、細胞毒性が低く、発ガン性物質であるニトロソアミンを含まない。医療用ゴム製品の原料に適している。2)また、硫黄と酸化亜鉛を含まないため、燃焼時に亜硫酸ガスが発生せず、灰も残らない。これを利用して、放射性汚染防護用ゴム手袋が日本で実用化された。3)西独で電子線加硫ラテックスのさまざまな用途が開発されつつある。4)マレイシアでRVNRL専用照射施設の建設が検討されている。5)天然ゴムラテックスを10kGy程度の低い線量で加硫する促進剤が開発された。

論文

ラット腎臓に挿入したvinyl copolymer針から放出した製癌剤の滲透・拡散におよぼす滲透促進剤の影響

吉田 勝; 浅野 雅春; 嘉悦 勲; 今井 強一*; 真下 透*; 湯浅 久子*; 山中 英寿*; 鈴木 慶二*; 森田 泰司*

人工臓器, 16(3), p.1333 - 1336, 1987/03

低温放射線重合法で調製したシスプラチンを含むvinyl copolymer針をウィスター系ラットの腎臓に埋入した。この針からシスプラチンが徐々に放出され、結果的に針周囲・組織が壊死化した。針周囲の組織壊死の立体像はラグビーボール状で、その中心に針が位置している形態を示した。この場合、針表面から外側へ向っての壊死の組織形態は凝固壊死層、融解壊死層そして非壊死(正常組織)からなることが分った。このような組織形態はurokinase(フィブリン溶融酵素)、lipase(脂肪分解酵素)およびtrypsin(タンパク質分解酵素)のような酵素をシスプラチンと共存させた時に顕著に変化した。すなわち、針埋入から7日目で比較した場合、非酵素もしくはurokinase含有系の壊死形態は殆んどが凝固壊死であったのに対し、lipaseおよびtrypsin含有系のそれは逆に融解壊死からなっていることが組織所見(HE染色)から判明した。

論文

天然ゴムラテックスの放射線加硫

幕内 恵三; 佐々木 隆; 萩原 幸

日本接着学会誌, 16(10), p.432 - 437, 1980/00

今後、インドネシアを中心とするRCA諸国において実用化研究が進められようとしている天然ゴムラテックスの放射線加硫に対しては、原研の技術指導が強く要請されている。本綜説は、放射線加硫の概要と問題点をまとめたもので、原料天然ゴムラテックスや加硫促進剤、照射線源の選択の抗針と照射コストを解説した。

報告書

ジプロパルギルマレート含有橋かけ剤によるスキー滑走面用ポリエチレンシートおよび難燃電線の放射線橋かけ耐熱化に関する研究

萩原 幸; 曽原 正善*; 鍵谷 司*; 荒木 邦夫; 鍵谷 勤*

JAERI-M 6805, 39 Pages, 1976/11

JAERI-M-6805.pdf:1.65MB

ジプロパルギルマレート(DPM)を必須成分とする放射線橋かけ耐熱化用新規橋かけ促進剤を開発し、これを使用し、スキ-滑走面用ポリエチレンシートおよび、難燃電線の放射線橋かけ耐熱化法を検討した。スキ-シ-ト(Hyzex 500H)の橋かけでは、ゲル分率として、30~40%の橋かけで良好な耐熱性が付与される事、橋かけ促進剤としてDPMとヘキサメチレンジアクリレ-ト(HMA)との混合物(DPM/HMA=1/2重量比)を用いると、所要線量は0.5~2.5M radで良い事、更に接着性の改善が見らる事などが明かになった。一方、難燃電線の耐熱化に関する研究では、難燃性被覆部分を2層に分け、内層の橋かけ度を高くし、外層のそれを低くする不均一な橋かけ処理を行うと、電線の耐熱性と難燃性が著しく改善される事が明かとなった。また、高温におけるカットスルー耐電圧性の改善には、ジアリルフタレ-トの添加が有効である事を見出した。

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